Dr.FeelGoodの小部屋

小さな楽しみを見つけて、それをつなげて日々を過ごすだけ。

2025-01-01から1年間の記事一覧

給付金とN氏:高橋是清「世の中の銭の流れ」

「給付金」と聞くと、思い出す人がいる。 古い患者さんで、小生が執刀したN氏のこと。 30代に発症した進行した直腸癌で、根治術を施行したものの数年の命かと思われたが、予想に反し長生きされている。 都心随一の繁華街で、呉服屋をし、生来の女好きから家…

落書(らくしょ、おとしがき)

高市にあって石破にないもの → 金の玉と肝の臓 (前頭葉の萎縮が始まり、時々抑えがきかなくなり、失敬。)

ドジャース 2連覇おめでとう

ドジャース、MLBワールドシリーズ、2連覇おめでとう。 ヒリヒリした試合の連続であった。 相手チームのブルージェイズは、カナダが本拠地。 現在米トランプ政権下、米加の貿易摩擦あり、ある意味ピープル的には、アメリカ対カナダの戦いでもあったかもしれ…

CM: こっちで良かったんだよ

最近よく見る、お気に入りのCM。 トミー・リー・ジョーンズが出演する「宇宙人ジョーンズの地球調査シリーズ」の一つかとおもわれる。 安藤サクラ演じる役柄。 現代の若い女性のありがちな様子がおかしい。 頼み上手で、部下のオッサンにつかいをさせ、目的…

NHK

NHKとは、日本放送協会。 ローマ字表記で、Nippon Hoso Kyokai (NHK)の略とのことである。 国民からお金を徴取する公共放送である。 年金生活者にとっては、身銭を切る額である。 以前から時々このブログで書かせてもらっている、「利を求めず、名を求めず…

政治屋と私心(わたくしごころ):幕臣・小栗上野介(忠順)のことなど

最近の政界の動き。 現在日本には政権交代して国を任せることができる、「健全なる野党」など存在せず、思い上がりもいいところであり、そのくせ、己の思惑・私心のみに固執する輩(やから)の多いことに、心をいためている。 国政の運営責任能力もないもの…

H先生からのメール:靖国神社参拝のことなど

H先生は、緒方洪庵をこころのささえにする医師である。 今年の8月15日、戦後80年の区切りで、靖国神社には例年どおり参拝されたようであり、写真も送ってくれた。 大酒飲みながら、「医師は患者のためだけに存在するのである。」という、小生には到底まねの…

ストレッチ変法(Relaxing Stretch)のすすめ

寝る前のストレッチ運動をはじめてから、かれこれ五年以上になるだろうか。 数年前のある夏の夜。 NHKのラジオを聞きながら、ストレッチをやっていた時のこと。 内容は「古代オリンピック」についての講演。 紀元前8世紀から4世紀、古代ギリシャのエーリス…

コロナ 2025年夏(ニンバス)

いままで、コロナには一度も罹患していなかったが、ついになってしまった。 医師という職業柄、暴露される機会に満ち溢れており、いつかはかかるとおもっていたわけだが。。。 (仲のいい開業医の医師によると、現在めちゃくちゃ流行っているようです。) 微…

ある書道家のおもいで

小学生のころの記憶である。 このころの小生の不幸は、実家の斜め前が書道家の家だったことである。 日展にも作品を出展するような人だったようだ。 毎週土曜日、姉と一緒にその書道教室に通わされていた。 姉はその後書道の道をつづけ、墨蹟というような日…

戦後80年:40の倍数と社会

戦後80年となった。 大きな変化の予感をおもうのは自分だけだろうか。。。 時代を、50年、100年という区切りでみるのもひとつの方法だが、一方、社会現象については、40年、80年という40の倍数の区切りが論じやすいという指摘もある。 まずはじめに、よく…

若くして病気になられた方へ:「生活と人生とは違う」(作家・遠藤周作氏)

<ここで書いていることは、作家・遠藤周作氏の著書からの引用と自分の体験からのものです。> 氏は、若いころから肺結核により幾度となく疾病療養という、生活上の「停滞」を余儀なくされた。 順調に仕事がのりはじめると、また入院ということを経験された…

年の功

熱帯化した夏の日本に、よく外国人がくるもんだなあと日々思っているのですが。。。 先月、6月中旬に36℃をこえていた日のこと。 暑い中、車に乗って買い物に行った。 信号待ちしていると、公園があり、なんと10人ほどの老人が、真昼のカンカン照りの中ゲート…

お中元 夏は「カルピス」

今年のお中元は、全員、カルピスにした。 (ただ単に考えるのが面倒だったから。) しかしながら、みんな喜びの声を届けてくれた。 「懐かしい」と。 敬愛する、みうらじゅん氏も、どんな種類の酒類よりも、一杯目のカルピスのほうがうまいといわれている。 …

気楽にいきる

現代人というのは、銭に支配されて生きているため、一部のめぐまれた人でない限り、生業(仕事)を持たないと生きてはいけない。 すこし職場での地位があがると、上からは利益、下には指導と、次第にみなさん顔色が悪くなってくる。 上に対しては、基本は、”…

「真ん中の足」

先日、あるタレントの方(トシちゃん)が、「真ん中の足」発言により、謝罪されていた。 昭和のど真ん中にうまれた小生にとって、実に懐かしく、ノスタルジックな響きであり、その言葉を多用していた人たちの顔まで思いだす。 自分としては、この表現は、my …

国民健康保険(国民皆保険)は、継続可能なのか?

(自分は、医療の法制などの専門家ではありません。) 早いもので、呆けているうちに、医師になり40年が過ぎた。 小さなことはさておき、大きなことで感じることは、日本の医療界は、経営余裕がなくなり、銭のことをいう人間が重宝され、医は仁術的な人たち…

ミスターのイングリッシュ

また、昭和を代表する球界のスター、ミスター長嶋氏が永眠された。 ご冥福をお祈りいたします。 ビッグゲームに強く、チャンスに打ち、ピンチを救う。 そして端正な顔立ち、愛嬌あり。 場がパッとあかるくなる。花がある。 スター、ヒーローの条件を備えてい…

目的のない旅

ひとが旅をするときには、おおくの場合、目的があるだろう。 しかしながら、 一度、まったく目的を設定せず、ぶらつき、 行き詰ったら、時にサイコロでもころがし、旅をしてみたいと思う。

ラグビー・リーグワン、おもしろすぎた。。。

昨日で、2024-25年のラグビーリーグワンは終わってしまった。 祭りのあとのさみしさが、初老の小生に、こみあげる。 (これ以上、虚脱したら、ワシは一体どうなるのだ。) 東芝ブレーブ・ルーパス優勝おめでとう。 ひいきの、モウンガ、リーチ、フリゼル、み…

映画「みんな元気」Sotanno tutti bene

1990年イタリア映画。 マルチェロ・マストロヤンニ主演。 以前書いたように、映画は前評判など調べず、聞かず、期待せずにみることにしている。 うーん、イタリア映画はいいなあ。 一皮むけた民族だなあ。。。 名優マストロヤンニも、やはりうまい。 しかし…

うーん。。。

いつも夕食後、楽しみに見ていた民放のTVキャスターが突然出なくなった。 絶妙な突っ込み、「なるほど」という相槌、引き込みと聞き出し。。。 今後これが聞けなくなるのかと思うと残念。 うーん。。。 小生、徳のある人間でもなく、人格もさびしいていどの…

窒息:ハイムリッヒ法

今日は久しぶりに少々医学的なことを書いてみたい。 一月ほど前、元テレビキャスターが食事中窒息して亡くなられた。 (ご冥福をお祈りいたします。) さて 食事中におこる食べ物による窒息というのは、突然起こり、周囲の者もあわてて大いに動揺する。 (親…

商品券

しばし呆けている間に月日は過ぎていた。 さて また、些細なことがとりあげられ、野党による国政の進行停滞か。 世界では、大きなことがどんどん進行しているのだが。 さて、 しかしながら、一方、 商品券の歴史は、興味深いものである。 少々Wikipediaの内…

「道徳的緊張」

しばし呆けていたら、このブログを書くことから、数か月ほどはなれてしまっていた。。。 さて 昨今、米国とウクライナの首脳の話し合い。 テレビで見ていて、「うーん。。。」という気持ちに陥った。 この「うーん」というものは。。。 自分のなかで、いった…