Dr.FeelGoodの小部屋

小さな楽しみを見つけて、それをつなげて日々を過ごすだけ。

トランプ氏のことなど。(素人雑記)

今日は、すこし、気分転換に、祖父の軍歴の話から離れてみる。

 

さて

自分は、政治や経済に精通しているわけでもないため、以下、あくまで素人が思っていることである。

 

ただ若いころ2度一定期間だが米国にすんでいたこともあり、若干アメリカ人というものがすこしだけ肌で感じることができるかもしれない。

 

最近、トランプ氏の再選前後から、氏のことについてのテレビ番組の国内外のものなどをよく見ていた。

 

賛否両論渦巻いているものの、自分は、正直なところ、「オモシロイ男だなあ。。。」と思った。

(自分はとくにトランプ氏を礼賛する人間ではないが。)

 

世間を気にして、保身のため萎縮発言のみをするオッサンしかいなくなった現在、アメリカ人にとって、自分の憂さを代言してくれるオッサンとして存在しているようにもみえる。

 

銃撃事件で、こぶしを振り上げる奴さんを見た時、おそらく当選確実だろうとおもっていたが、そのとうりになった。以前、ブログに書いた予想はあたった。

 

前にも書いたが、ダイハードやロッキーのような、どつかれてもどつかれても這い上がってくるような人物を米国人は大変好む。

「カウボーイ」?とでもいうのか。

 

以下、余談として。

自分が最初に留学したところのトップは、20世紀の外科医を代表するパイオニアといわれた人物だったが、「カウボーイ」と言われていた。

 

病院では白衣を着ず、黄や赤などの派手なジャンパー、革ジャンを着ている型破りの人だった。

合言葉は「ゼロからのスタート」だった。

米国人にとって、「カウボーイ」と言われることは、リスペクトを大いに含む。

 

その人物は、若いころ、ある有名な病院で研修医をやっていた。

急患の手術を麻酔科に申し込むが、ハイリスクとの判断で麻酔科が拒絶した。

 

が、このままでは患者は確実に死んでしまうと判断したこの人物は、患者を勝手に手術室に運び、自分自身で麻酔をかけはじめた。

病院には、麻酔科がいるにもかかわらず、勝手に麻酔をかけはじめたことになる。

 

ある意味、信念というのか、正義というのか、大義をもって、院内ルールの上での越権行為、ルール破りをおこなった。

 

(日本でも、外科医は研修として麻酔科のトレーニングを受けているため、麻酔をかける技術は持っている。)

 

おそらく当時多くの議論を院内でうむことになったと想像する。

この人物は、その一件後、研修医途中で解雇されることになるが、院内に不朽の伝説をのこしたことだろう。

時は流れて、幾星霜。

このようながんばり屋さんは、米国では大いに許容され、再生してゆく。

(また、そういう基盤が米国にはある。)

外科の歴史上に名を連ねる外科医になって行った。。。

 

さてさて、

道をそれた。

米国人がこのむ人物ということで、自分の知る人物での例をあげたに過ぎない。

 

1789年、ジョージ・ワシントン初代大統領選出から、現在2024年で、235年経過している。

 

米国も、国に年齢があるとすれば、若年期を過ぎ少々老化が進んできたのかとおもわせるような老齢の大統領が目立ってきた。

はつらつとしたJFKのような大統領が出てくるのかと思いきや、なかなかそうならない。

 

トランプ氏は、バイデン氏同様、高齢だが、しかし、何を食っているのか、若いかんじがする。

「人を食ってきた人間はなかなか老化しない。」という、自論が自分にはあるが、そうなのかもしれない。

 

信長、秀吉、西郷など、そろばんが非常にうまかったという話が伝わっているが、やはり金の計算ができる人間というのは、経済安定化、ひいては国を拡張・安定化させることができると考えてまちがいないだろう。

 

第一次トランプ政権の末期のコロナ流行ということがなければ、バイデン氏に代わることはなかったと自分は思っている。

なぜならば、かなり経済は安定させていた印象があるからである。

(米国の国民の株への傾倒、依存は非常に高い背景がある。)

 

今回の再選に関して思うことは、トランプ氏と「大衆」とが非常に近距離になり、この両者の間に存在する「知識層」がギューッと圧迫されて小さく圧縮あるいは外に出されたような恰好になっている状況である。

 

この構図は、過去にあったドイツのナチス時代の状況と同じである。

 

第二次トランプ政権がどのようになるか、マスコミが大いに騒いでいるが、あくまで素人発言であるが、経験値の高くなったトランプ氏はさらに学習して進化している可能性もある。

 

そういう意味において、すこし注目しているのは、

「スーザン・ワイルズ」というおばちゃんを大統領首席補佐官として任命していることである。

なかなかやるのではないかと。。。

 

さてさて、根気がなく、無知ゆえ、次第にまとまりがなくなったので、ここでやめる。

 

最後に、

司馬遼太郎氏の、街道をゆく「ニューヨーク散歩」という、アメリカというものを実にわかりやすく書いてくれた名著が幸い存在する。

 

アメリカは、「大いなる実験国家」と書いてある。

 

 

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以下

参照

reference

Wikipedia

 

 

街道をゆく

紀行エッセイの代表作。アジア・欧米も取材対象とする。

 
 

スージー・サマーオール・ワイルズ

 
 
出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』
スージー・サマーオール・ワイルズ
Susie Wiles
2020年撮影
 
アメリカ合衆国の旗 第32代 大統領首席補佐官
就任
2025年1月20日(就任予定)
大統領 ドナルド・トランプ(当選者)
後任者 ジェフ・ザイエンツ英語版
個人情報
生誕 スーザン・サマーオール
1957年5月14日(67歳)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国ニュージャージー州
政党 共和党
配偶者
ラニー・ワイルズ
(結婚 1985年; 離婚 2017年)
子供 2
パット・サマーオール英語版
教育 メリーランド大学カレッジパーク校 (BA)
渾名

スージー・サマーオール・ワイルズ英語Susan Summerall Wiles, 1957年5月14日 - )は、アメリカ合衆国の選挙コンサルタントドナルド・トランプの2024年大統領選挙運動では共同議長を務め、2025年1月に発足する第2次トランプ政権における大統領首席補佐官(第32代)に指名されている。同職に女性が起用されるのはこれが初となる。