現代人というのは、銭に支配されて生きているため、一部のめぐまれた人でない限り、生業(仕事)を持たないと生きてはいけない。
すこし職場での地位があがると、上からは利益、下には指導と、次第にみなさん顔色が悪くなってくる。
上に対しては、基本は、”小西行長”のように面従腹背。(秀吉も騙されました。)
「ニコニコ笑って従わず」。
ただし、社長を目指す人は、日本にやってきたイエズス会のフランシスコ・ザビエルのように布教戦士として頑張ってください。
また、確固たる技術や知識を得たいという人は、「職場を陣借りの宿だと思って」、名工左甚五郎の技を盗むまで我慢しましょう。
下に対しては、「完璧を求めず」。
薩摩の「てげてげ」でいい。
司馬遼太郎さんも、「多くの人のあやまりの始まりは、他人に完璧を求めること」
と言われていました。