Dr.FeelGoodの小部屋

小さな楽しみを見つけて、それをつなげて日々を過ごすだけ。

コロナ 2025年夏(ニンバス)

いままで、コロナには一度も罹患していなかったが、ついになってしまった。

 

医師という職業柄、暴露される機会に満ち溢れており、いつかはかかるとおもっていたわけだが。。。

(仲のいい開業医の医師によると、現在めちゃくちゃ流行っているようです。)

 

微熱あり、病院から配布されているcovid抗原キットで陽性。

現在流行中のNimbus株(ニンバス、「雨雲」という意味らしい)だろう。

 

発熱は38℃ピークに2日ほどで解熱。

 

ただ、ニンバスのうわさ通り、咽頭痛がつよい。

 

結構つよい痛みなので、一度自分で鏡とライトで、まずじっくり観察してみることにした。

孫子の兵法

「彼を知り己を知れば、百戦危うからず」(なんのこっちゃ)

 

通常の風邪なら、のどの奥(咽頭部)の粘膜の発赤と腫れ程度のかんじだろうが、こいつは、粘膜が剥げて(ビランという)そこにうすく白苔がのっている部分がある。

 

<正確な表現をすると、「白苔をともなった口蓋咽頭弓のびらん」。左右にあり。>

 

つまり、口内炎に似た病変が咽頭粘膜に生じている。

したがって、非常に疼痛がつよいわけである。

 

すこしの嚥下動作でも強くしみる。夜は痛くてときどきめがさめる。

 

それなら市販薬でなんとかするかと、ドラッグストアで、口内炎の薬を2種類買ってきてもらって、15㎝くらいの長い綿棒で、自分で塗ってみた。

 

はじめは局所麻酔剤(ジブカイン)入りの口内炎の薬、それで痛みを抑えておいてから、30分ほどしてから、次に通常のステロイド剤入り口内炎の薬を塗布。(2本立ての作戦で。)

 

さいわい一両日ていどで痛みは激減した。

 

(スプレータイプの咽頭殺菌消毒は、すこし、びらん病変には、刺激が強すぎて逆に痛みを強くするかもしれないという印象。)

 

自分のやった方法がはたして正しいのかどうかはわかりません、くれぐれも、ノーマルな医師の指導のもとおこなってください。