皇室典範という言葉を耳にする。
(小生、このようなことを書く専門知識を持ちあわせる人間ではないが、時々どうしても思い起こしてしまうことがあり少し書きます。)
「典範」というものの漢字の意味はなにか?とひも解くと、
「重厚で手本となる規範。永く守るべき最高のきまり・手本」と出てくる。
さて、
いきなり、話はとんでしまうのだが、ここでフランス革命のことを少々引用したい。
国王を排除し、民衆が政権を得る。
思わぬところで大きな壁にぶちあたる。
外交儀式儀礼である。
しぐさが、<様にならない>のである。
このようなことは、庶民上がりの政権担当者には、経験もないことであり、全く様にならなかったという。
歴史や伝統のみが、醸し出すことのできる、自然で美しい<挙措動作>というもの。
また、
<ブロードウェイの行進>(A Broadway Pageant)という話をもちだしたい。
幕末期1860年、新興国家のアメリカ合衆国、ニューヨークでのこと。
ペリー来航後、その条約批准のため海を渡った幕臣の一行は、ブロードウェイを行進する。
はじめて、<侍>というものを見たさに、ニューヨークのほとんどの人々が沿道にでたという。
詩人のウォルト・ホイットマンもその一人で、最高の賛辞を述べている。
その<挙措動作>のすばらしさに一同息を呑んだという。
それは、熟成を重ねた、蒸留酒の一滴のようなものであっただろう。
我々日本人は、よくよく考えるべきである。
歴史ある伝統や文化を守ろうとする強い意志をもち、次世代に継承してゆくこと。
世界に誇れるものを、身を張って、守り抜くことを。