Dr.FeelGoodの小部屋

小さな楽しみを見つけて、それをつなげて日々を過ごすだけ。

奇数と偶数

最近は、季節もよくなり、呆けたかんじで過ごしている。 さて 何気なく、ふと自分が好む数字は何だろうと思ってみると、どうも奇数がすきなようである。 奇数と偶数に関して、ある人が書いたものをすこし読んでみた。 日本人は奇数好きだという。 1月1日元…

都心の散歩

最近、少々呆けているうちに、書くことも忘れていた。 3月まで、仕事の関係上、日曜日に都心のホテルに泊まらなければならないことが多かった。 三時半ごろから、散歩に出かけ、適当にみつけたところで夕飯をとる。 あてもなく、目的を定めない。 スキットル…

餃子(ぎょうざ)

最近、餃子好きになった。 好みの中華料理屋を見つけたのだ。 以前このブログに登場してもらった中国人のC医師によると、中国には焼き餃子というものはなく、水餃子だという。 以前書いたように、彼がいうには、天津甘栗、天津飯、天津丼も存在しないらしい…

偽善のおしつけ

以前、作家遠藤周作氏が講演録音の中でいわれていたことである。 非常に印象深い話で、少々正確さを欠くところもあるかもしれないが、今日は書いてみたい。 ある感染症の難病。 現在では治療可能な疾患ではあるが、当時は治療薬がなく、具合が悪いことに後遺…

ラグビー観戦

ラグビーリーグワンの観戦にちょこちょこ行くようになった。 (もちろん大学ラグビーもいいもんだ。) 海外から、かなりのスタープレーヤーも散見され、外国人もおおいに増えて、かなりレベルアップした。 見ていて非常にたのしい試合が多くなった。 4年後の…

八代亜紀さん「なみだ恋」

膠原病による間質性肺炎での訃報。 こころからご冥福をお祈りいたします。 昨夜は、八代亜紀さんのレコードをとりだし、久しぶりに「なみだ恋」を聞いた。 初期の曲。1973年(昭和48年)。 たしか、中一のころ、この曲が大ヒットした。 EP版のシングルレコ…

ラーメンのこと

近所にすこし人気のあるラーメン屋がある。 以前いったことがあり、塩ラーメンで、かなりうまいことには間違いない。 しかしながら、後ろに人が待っているような切迫感があり、急いで、せかされて食べないといけないような空気感、なにかしら妙な緊張感のあ…

ドゥーム・スクローリング (Doomscrolling)

先日、ラジオの語学番組を聞いていた。 最近、英英辞典に付け加えられた語彙として、 <doomscrolling>というものがあるという。 私は、知らなかった。 doomというのは、もともと、「最後の審判」、「地球最後の日」というような重い意味がある。(通例悪い…

元旦

毎年、おもうことがある。 朝、郵便ポストへ年賀状をとりに外へでたときのこと。 元旦の、光、風、空気が、なぜかいつもとちがうように感じられるのである。 普通の日と、何ら変わるものではないにもかかわらず。。。

賽銭

その年は、穏やかな正月だった。 我が家では実にめずらしく家族が同じ行動にでた。 近くの神社に初詣に行った。 長蛇の列だった。 おやじだけは列には並ばず、進み出でて、賽銭箱の横、数メートルくらい離れたところから、コインをヒューと投げ入れたのであ…

あきらめましょう。

年末がさしせまってきた。 今年も、自分の思いどおりにはいかなかった。 おそらく、人生、そんなもの。 おとなのあきらめ。。。(とほほ。。。) まあ、明るくいきましょう、来年も、なんとかなるでしょう。

非科学的なこと

若いころは、職業柄、物事を科学的にみようと、自分を置いてきた。 しかしながら、最近は、科学的にはいまだ説明がつかないようなことが、現実の世界には非常に多いとわかってきた。 (さらに大きく科学がすすめば将来解明されることかもしれないが。) その…

都市の景観:神宮外苑のことなど

若いころ、ひねくれたあるイギリス人と口論になりかけたことがある。 「東京はチープな街だ。」と言うのである。 その時、「君の国は、世界中蹂躙して得た富で、立派な建物を建てられただけではないのか」と反論するだけの十分な英語力もなく、悔しい思いを…

イノシシ

イノシシに戦いを挑んだある男の顛末を書いてみる。 若いころの話である。 救急隊から連絡を受け、待っていた。 担架にのせられた、大男が運ばれてきた。 顔面は蒼白、ぐったりし、一瞬ショック状態かと思われたが、血圧などいわゆるvital signは保たれ、そ…

天津甘栗

もう20、30年まえの話になるだろうか、仕事で中国の天津に行った時の話である。 土産に、<天津甘栗>を買って帰ろうと思っていた。 同行していたのは、当時自分の大学医局に留学していた中国人医師だった。 「そんなもんはない。」というのである。 さらに…

つむじ(旋毛)

ヘアサロンのおにいちゃんと、つむじの話になった。 上からみると、自分は時計周りで、一般的な日本人に多いという。 たとえば、前方から後方へ櫛を入れ、なでつけたとしてみましょう。 想像してもらうとわかるのだが、頭の右側面は、なでつけやすいが、一方…

涙腺

年齢とともに涙腺は弱くなるようだ。 作家の遠藤周作氏の書かれたものによると、初老期にいたると、そのようになったという。 なにげない場面で涙するという。 古い西部劇を見ていて、荒野に向かう幌馬車隊の援護をしていた騎兵隊が、ここで任務を終えますと…

浪人生にすすめる映画

小生、自信をもって?すすめる映画は、Rudy(ルーディ)である。 実話だそうである。 スポーツもの。 不利な条件下でも、「思い続けることの大切さ」を、この映画は教えてくれる。

漢方薬の飲み方

藪医者のことを、江戸時代、葛根湯(かっこんとう)医者と言っていたらしいです。 なんでも葛根湯ですませる。 落語にあるそうです。 さて今日は漢方薬の基本的な飲み方について。 自分は漢方医学の専門医を取得してはいません。 専門医制度というのが日本に…

熱海

自分は、なぜか熱海温泉というのが好みである。 自分の中では、温泉の順位をつけると、二、三、がなくて一番が熱海と言ってもいいかもしれない。 とくに旅行好きでもなく、温泉好きでもない。 温泉につかっても、のぼせてすぐに出てしまうほうである。 した…

りんご 

最近、りんごが、うまく感じる。 普通のスーパーでこんなにうまい林檎が売っているとは。。。 5年前に他界した仲のよかった友人が、笑いながら言っていたことを思い出す。 「中国の金持ちは、(…中略…) のため、わざわざ日本のリンゴを取り寄せて、食べている…

無限

こどものころ、宇宙は無限だと聞き、どういうことかと思いを巡らせていたら、すこし頭が変になりそうになり、以後、考えるのをやめた。 有限というのを確認せず、なぜ無限といえるのか。 頭のいい人にはそれが想像できるとしたら、やはり頭がいいのだろう。 …

黒河童(カッパ)

高校時代の思い出である。 学生も先生もまだ自由だったころの話である。 ハラスメントという妖怪がまだいない頃の話である。 担任教師で「黒河童」というあだ名の数学の先生がいた。 顔の色が黒く、目がぎょろりとした、異相であった。 高三の卒業を目前に、…

夜の皇居

仕事の関係で、皇居近傍のホテルに泊まるときがある。 皇居の周りは、両側8車線の道路で囲まれている。 その外側は、火山のカルデラのように、周囲をビルで取り囲まれている。 その底に皇居が広がるイメージで、広さは東京ドームの25倍あるそうである。 宿泊…

ある学習方法:S君の思い出

遠い昔の医学部時代のはなしである。 S君という同級生がいた。 彼は父親が早逝、母親が小料理屋をし、姉がそれを手伝うという家庭環境にあった。 私と同じアパートに住んでいた。 医学専門書というのは、一般書よりかなり高く、仕送りから支出していると、…

ラグビーというスポーツ  

このスポーツについて、ここでは、ひとつだけ書いてみる。 あまり一般の人は、知らないかもしれないことを書く。 ラグビーというスポーツの根っこの部分のこと。 このスポーツは、「トライした者が、はしゃいではいけない」、という暗黙の了解、不文律がある…

「その日の天使」

ちょっと記憶が怪しいのであるが、たしか、中島らもさんの著作。 この中で、「その日の天使」という妙に記憶にのこる言葉があった。 たとえば、朝、会社に行ったとしよう。 ある人の動作、表情、言葉が、自分のこころを上向きにし、安堵させ、晴れ晴れとした…

「そら、よかったなあ。」

ある探検家の本からの若干の引用である。 なにを問いかけても、「そら、よかったなあ。」という僧侶がいたそうである。 「今日は天気がいいですね。」、「そら、よかったなあ。」 「山でシカを撃ってしまいました。」、「そら、よかったなあ。」 「病気にな…

子どものいじめのこと

子どものいじめ問題は相変わらず報道され、こころが曇るのであるが、今後もなくなることはないのであろう。 以下、あくまで私見である。 「子どもの間で行われるいじめというのは、これは会社、組織など、大人社会で行われていることの縮図であって、本来お…

How would you like, Sir ?  肉の焼き具合

アメリカ生活での可笑しさを一つ紹介する。 病院から帰った後は、借りていた自分のアパートメント(マンションという言い方は聞いたことがない。)近くのレストランまで歩いて、夕飯を食べていた。 当時若かったのでよく肉をたのんでいた。 日本より安いが、…