Dr.FeelGoodの小部屋

小さな楽しみを見つけて、それをつなげて日々を過ごすだけ。

2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

夜の皇居

仕事の関係で、皇居近傍のホテルに泊まるときがある。 皇居の周りは、両側8車線の道路で囲まれている。 その外側は、火山のカルデラのように、周囲をビルで取り囲まれている。 その底に皇居が広がるイメージで、広さは東京ドームの25倍あるそうである。 宿泊…

ある学習方法:S君の思い出

遠い昔の医学部時代のはなしである。 S君という同級生がいた。 彼は父親が早逝、母親が小料理屋をし、姉がそれを手伝うという家庭環境にあった。 私と同じアパートに住んでいた。 医学専門書というのは、一般書よりかなり高く、仕送りから支出していると、…

ラグビーというスポーツ  

このスポーツについて、ここでは、ひとつだけ書いてみる。 あまり一般の人は、知らないかもしれないことを書く。 ラグビーというスポーツの根っこの部分のこと。 このスポーツは、「トライした者が、はしゃいではいけない」、という暗黙の了解、不文律がある…

「その日の天使」

ちょっと記憶が怪しいのであるが、たしか、中島らもさんの著作。 この中で、「その日の天使」という妙に記憶にのこる言葉があった。 たとえば、朝、会社に行ったとしよう。 ある人の動作、表情、言葉が、自分のこころを上向きにし、安堵させ、晴れ晴れとした…

「そら、よかったなあ。」

ある探検家の本からの若干の引用である。 なにを問いかけても、「そら、よかったなあ。」という僧侶がいたそうである。 「今日は天気がいいですね。」、「そら、よかったなあ。」 「山でシカを撃ってしまいました。」、「そら、よかったなあ。」 「病気にな…

子どものいじめのこと

子どものいじめ問題は相変わらず報道され、こころが曇るのであるが、今後もなくなることはないのであろう。 以下、あくまで私見である。 「子どもの間で行われるいじめというのは、これは会社、組織など、大人社会で行われていることの縮図であって、本来お…

How would you like, Sir ?  肉の焼き具合

アメリカ生活での可笑しさを一つ紹介する。 病院から帰った後は、借りていた自分のアパートメント(マンションという言い方は聞いたことがない。)近くのレストランまで歩いて、夕飯を食べていた。 当時若かったのでよく肉をたのんでいた。 日本より安いが、…

ラグビーワールドカップ2023:終わってしまった、オヤジの喪失感。そして次のために必要なこと。

昨日、JAPANが敗退した。 対戦リーグが決まった数年前からこのアルゼンチン戦が山場と思っていたが、危惧していたことが現実となった。 日本酒をあおった。。。(仕方ないオッサンです。) (ギターを持ったら、自然に玉置浩二の「メロディー」が口からでて…

死んだふり

若いころからいたずら好きなMという男がいた。 時々死んだふりをして、人を驚かすのである。 しかし、年季とともに社会的矯正され、その芸をすることをかなり長く忘れていた。 年をとり、脳の前頭葉が次第に萎縮し、抑制がきかない年齢になった。 集まりがあ…