2023-03-27 日本の三大奇書のこと 読書好きの友人と酒を飲んだ。 もう20-30年前に、夢野久作の「ドグラマグラ」を読んで、頭がおかしくなりそうになったことを話した。 彼が言うには、「ドグラマグラ」は日本の三大奇書の一つであり、あと二つあるとのことだった。 中井英夫「虚無への供物」は少々古臭い筆致で、読みにくいがまだ読めるらしいが、 小栗虫太郎「黒死館殺人事件」にいたってはかなり難解で、彼ですら途中でやめたらしい。 小生、いまにいたっては、これらに挑戦する気力すら残っていない。