子どものいじめ問題は相変わらず報道され、こころが曇るのであるが、今後もなくなることはないのであろう。
以下、あくまで私見である。
「子どもの間で行われるいじめというのは、これは会社、組織など、大人社会で行われていることの縮図であって、本来おとながまずは、胸に手をあて、考えるべき問題なのである。」
伝染病みたいなもので、大人が家に持ち帰り、それが子どもにも伝染する。
職場の上司が行うと、部下にも容易に伝播する。
なだれのように弱者の方向に移行してゆく。
(他人に転嫁することで、安堵するという、実に厄介な、人間の自己防衛の機序ともいえるかもしれない。)
「あの子は、きっと痛いだろうなあ。」
人の痛みを想像できる子どもに育てることが、家庭内での教育の最も大切なことだと信じている。。。